2012/03/30

<或る日のできごと>

先日、原宿のQUICO(キコ)へ。

Kantha_2

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現在開催中の企画展:「カンタ展
2012年4月8日(日)まで
http://quico-news.com/?eid=387
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昨年より、ご縁があって交流をさせていただいている古賀ご夫妻。
その奥様のJeannieさんがディレクションをされているカンタ展。

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Kantha(カンタ)とは、
インド・ベンガル地方(バングラデシュ、パキスタンなどでも)に伝わる
伝統的な刺繍テクニック。
日本でいう刺し子のようなランニングステッチです。
女性たちが古くなったサリーなどを重ね合わせ、ステッチを施し再利用する習慣があります。
ーwebサイトよりー

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表裏の柄の組合せは興味深く(しかも、リバーシブルで使えます。)、
使用されている鮮やかな色の糸、
綿が入っているかのような柔らかな手触り、
一つ、一つの作品が華やかで、とても温もりがあります。

そして、布一面、真っ直ぐに続くランニングステッチ。
一体、どれだけの時間を費やして、何を思いながら、
ひと針、ひと針、刺して作られているんだろう。。。
とくに大きなカンタ刺繍には圧倒されます!

ディレクションの役割。重要だとあらためて実感。
センスの良い方の手にかかると一段と魅力的なものが生み出されるんですね。


Kantha1


各フロアに飾られているカンタのアイテム。
ショールやトートバッグを見ると、おしゃれをして街へ出掛けたくなりそう。
春は来てます。ぜひ、QUICOへ♪


QUICO
http://www.quico.jp/

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2012/03/26

<或る日のできごと>

3/24(土)、21_21 DESIGN SIGHTへ。

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現在開催中の企画展:「アーヴィング・ペンと三宅一生」展。
2012年4月8日(日)まで
http://www.2121designsight.jp/program/visual_dialogue/
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この会場には、何度見ても飽きないモノがあります。
足を運ばれた方はご存知かと思いますが、
本展用に制作されたアニメーション。そして、その原画。

雑誌『THE NEW YORKER』で活躍されるマイケル・クロフォード氏に
よるもの。(カートゥーニスト/風刺画家)
詳細はこちらから↓
http://www.2121designsight.jp/program/visual_dialogue/events/events120324-2.html

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昨年11月、このアニメーションに出合えただけで十分シアワセだったのですが、
予想外のことは起こるもので、
トークイベントのため、ご本人の来日。
描かれる楽しい風刺画のように、気さくで、笑顔もお人柄もとても素敵な方でした。

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モレスキンのメモ帳にいただいたサイン。
(余談:カバーのグリーン色に反応され、ひと言「Nice color!」。
 グリーンはクロフォード氏も好きな色。嬉しい共通点でした♪)


Michael Crawford
http://www.michaelcrawford.org/
THE NEW YORKER
http://www.newyorker.com/

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2012/02/12

<或る日のできごと>

先日、幡ヶ谷にてクラフト活動に初参加。

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はたがやゆうすくらぶGAYAさん(主催:渋谷区教育委員会)

毎月1回、さまざまな余暇プログラムの活動を実施。
参加者:50名近く障害のある人(高校生以上の大人の方です)
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今回は、知人の木工作家さんのピンチヒッターで声が掛かり、
私が絵を描く1つの方法でもある「ダンボールに絵を描く」という内容で
約25名のみなさんに自由に作品を作っていただきました。

G

(工程)
下塗り→絵を描く→フレームをつける。お好みでパーツを貼る(丸、三角、四角)

G5

描きたいテーマを持って、のびのびと心の向くままに
作品を作っていただいた参加者のみなさん。
大胆だったり、緻密だったり、こだわりをお持ちでした。
いつもどこかで頭で考えて手を動かす私は、まだまだです。

そして、多くの方にサポートしていただき感謝。
渋谷ミライ堂のUさん、スタッフやボランティアのみなさん、
そして、強力な助っ人ico+nicoのお二人。ありがとうございました。


誰かに教えるために絵を描く。
考えたこともなかったし、人前に立つことは大の苦手。
でも、伝える側に立ってはじめて、意識すること、考えることもあり
学ぶことが多かった貴重な経験でした。

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